「ツキを呼ぶ習慣」のつくり方

介護リーダーの悩み相談
あなたは介護現場で、こんな悩みを感じていませんか?
  • 職場の雰囲気が重く、コミュニケーションが少ない…
  • 人間関係がぎくしゃくして離職者が出てしまう…
  • 改善の取り組みをしても、結局長続きしない…

前回(第23話)では「未来語り」で潜在意識を動かし、チームを未来志向に導く方法をお伝えしました。

今回はさらに日常に取り入れやすい方法として、「ツキを呼ぶ習慣」について解説します。

ツキを呼ぶ習慣とは何か

習慣が運を作る

西田氏は「運は自ら作り出すもの」と説いています。

良い言葉遣い、肯定的な態度、感謝の表現など、小さな行動が“運の流れ”をつくります。

介護現場での意味

介護施設では、利用者・ご家族・同僚・上司など、多くの人と関わります。

日々の言葉や態度は、現場全体の雰囲気に直結します。

ツキを呼ぶ3つの習慣

先に挨拶をする

出会ったら必ず自分から笑顔で「おはようございます!」と声を掛ける。

これは好意の先渡しです。

感謝を言葉にする

ありがとう」と思った瞬間に、その場で言葉にする。感謝は運を引き寄せる最大の触媒です。

小さな成功を口に出して喜ぶ

今日のレク、盛り上がったね!」など、小さな達成を共有することで職場全体に前向きな空気が広がります。

ツキを呼んだ現場事例

事例1:あいさつ改革で離職率低下

あるデイサービスでは「全員が必ず先に挨拶する」ルールを導入。

半年間離職ゼロを実現しました。

事例2:感謝の見える化で利用者満足度アップ

特養施設で「感謝カード」を導入し、職員同士が感謝の言葉を可視化。

結果、利用者や家族からの評価も向上しました。

事例3:成功共有で挑戦意欲向上

グループホームで「今日の良かったこと」を終業ミーティングで発表。

新しいレクリエーションが次々と生まれました。

私の体験談

体験談1:挨拶習慣で新人が定着

新人がすぐ辞めてしまう課題に「挨拶の先手」を導入。

半年以内の退職者がゼロになりました。

体験談2:感謝の言葉でトラブル回避

利用者対応で職員同士の意見がぶつかったとき、「助けてくれてありがとう」と伝えた一言で雰囲気が和らぎました。

習慣を定着させるコツ

最初はルール化する

毎朝の朝礼で必ず挨拶」「終業時に一言感謝」などをルール化。

可視化する

感謝カードやホワイトボードを活用して「見える形」にする。

リーダーが率先する

習慣は上から下に流れます。リーダーの行動が定着のカギです。

現場でできる習慣作りチェックリスト

  • 毎朝、必ず先手で挨拶をする
  • 1日1回は感謝の言葉を直接伝える
  • 成功体験を必ず1つ共有する
  • 月1回は習慣の定着度を振り返る

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かいご畑

まとめ

ツキを呼ぶ習慣」は、介護現場における空気を変え、成果を引き寄せるためのシンプルで強力な方法です。

リーダーが率先して習慣を形にすれば、チーム全体にツキが巡ります。

【次回の記事】では「ベテランと新人の力を融合させる」チーム作りについてお伝えします。

よくある質問(FAQ)

Q1:ツキを呼ぶ習慣はどれくらいで効果が出ますか?

A:早ければ1週間で空気が変わります。定着には2〜3か月の継続が必要です。

Q2:習慣が続かない場合はどうすればいいですか?

A:ルール化と可視化を組み合わせると続けやすくなります。

Q3:小規模事業所でも効果はありますか?

A:むしろ少人数の方が習慣が浸透しやすく、効果が大きいです。

【引用書籍リスト】

• 『ツキの大原則』 西田文郎 著/サンマーク出版
• 『No.1理論』 西田文郎 著/サンマーク出版
• 『成功脳の作り方』 西田文郎 著/サンマーク出版

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